- 徳島新聞社への志望動機、入社を決めた理由を教えて下さい。
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説明会などで記者の仕事内容を聞くうちに「知らない世界に飛び込んで、いろんなことを教えてもらう面白さ」に惹かれていきました。
就職活動が終わるぎりぎりまでマスコミ業界を視野に入れていなかったので、本当に自分に合った仕事なのか不安もありましたが、好奇心を揺さぶられる毎日を送れていることに納得しています。
会社訪問で「変わった大人がたくさんいて面白い」と思ったことも、動機の一つです。
- 入社してから現在までのキャリアと仕事内容について教えて下さい。
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上半期は社会部の県都班という部署に配属されました。
小学生のスポーツ大会で選手らにインタビューをしたり、人口減少などの社会問題をテーマにした講演を取材したりと幅広い話題を扱いました。
下半期は同じ社会部の司法警察担当に異動し、裁判や事件事故の取材をしています。
取材先は警察署や消防署、裁判所とがらりと変わり、取材のスピード感や物事を多角的に観察する力、小さな変化を感じ取ることへの難しさを感じています。
- 仕事をする上で大切にしていることを教えて下さい。
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「何で」や「面白い」という感覚です。
いつか先輩記者に「記者の仕事は世の中で起きている難しい事柄を読者に分かりやすく伝えることだ」と教えてもらいました。
事象の最前線にいるからこそ、疑問や驚きを新鮮に感じて記事に生かすことが大事だと考えています。
- 入社してからの最大の試練や失敗は?それをどのようにして乗り越えましたか?
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現場には自分1人しかいないというプレッシャーに今も押しつぶされそうです。
入社するとすぐに1人で取材に出向くようになります。
取材の甘さも言葉の誤りも全て自分の責任。現場で見たことや感じたことは他の誰にも分からないので、「自分が聞いて、自分で書くしかない」という気持ちをしっかりと持つこと、もう1歩粘る取材ができるようになることが必要だと感じています。
1年目からこれほどの反響と責任を持たせてもらえる職種は特別だと思います。
- 応募を考えている方にメッセージをお願いします!
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同期の多くは新聞記者を目指して就職活動をしていたため、マスコミ志望ではない自分が同じだけの熱量を持って仕事に臨めるのか、はじめは本当に不安でした。
しかし入社してみると「記者とは」という押しつけがあまりなく、個々に取材のスタイルをつくっていく多様性を感じました。
それぞれの思いを大切に頑張ってください。お会いできる日を心待ちにしています。
逮捕された被疑者の処分を確認する地検レクや警察署回りなどルーティーンをこなしつつ、合間で事件事故以外の取材をしたり、原稿を書いたりしています。