先輩の声Voice

※担当部署名は取材当時のものです

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徳島新聞社 三好支局 原田志保里

三好支局 原田志保里
徳島新聞社への志望動機、入社を決めた理由を教えて下さい。
社会の仕組みや動きに関心があり、ニュースや新聞を見るのが好きでした。
大学卒業後は地元の香川県で教員になるつもりでしたが、進路に迷っていたところに新型コロナウイルスの第1波が重なり、就職活動は難航しました。
徳島県に住んだことはなく、徳島新聞社を受けたのは偶然です。
面接で丁寧に話を聞いてもらえたのが印象的で、縁があるのかなと思い入社を決めました。
入社してから現在までのキャリアと仕事内容について教えて下さい。
1年目は社会部の司法警察担当でした。
警察署を回るほか、交通事故や火災の現場に行ったり、裁判を傍聴したりして記事を書いていました。
2年目の本年度からは県西部の三好支局に異動し、支局長と2人で三好市と東みよし町を担当しています。
行政や議会の動き、地域の行事や住民の取り組みなど、取材対象は多岐にわたります。
毎日いろいろなことが起きますが、現場に行って人の話を聞き、記事にするという動作の繰り返しです。
仕事をする上で大切にしていることを教えて下さい。
少しでも良い記事を書けるよう、丁寧な取材を心がけています。
恒例の催しでも例年と違うところはないか探したり、その人にしか話せない言葉を引き出せるよう工夫したりしています。
そうした取材を重ねるうちに小さな変化や共通する課題に気付き、事象をより深く捉えた記事につながることもあります。
入社時に受けた研修で「問題意識は日々の取材から生まれる」と教わりましたが、その通りだと実感しています。
入社してからの最大の試練や失敗は?それをどのようにして乗り越えましたか?
具体的な失敗は挙げればきりがありません。
大きな話で言えば、入社したばかりの頃、学生時代までに積み上げた知識や経験が通用しないことにショックを受けました
乗り越えるために特別何かしたわけではありませんが、試行錯誤するうちにできることや分かることが増え、前向きに仕事に取り組めるようになりました。今後も地道にできることを続けていこうと考えています。
応募を考えている方にメッセージをお願いします!
読者が自分たちの暮らす地域で起きていることを知り、それをより良くしていこうと考えたり、行動したりするための材料になるような記事を書くのが役割の一つだと考えています。精神的、体力的にきつい時もありますが、手応えのある記事を書けた時や、反響があった時の喜びは大きいです。
過疎や少子高齢化といった課題の最前線である徳島県で、ぜひ一緒にやってみませんか。

1日のスケジュール

9:30
出勤、朝刊各紙に目を通す

10:00
町役場で町の新たな事業を取材

11:00
観光施設に立ち寄り、イベントの予定などを確認

12:30
昼食

14:00
町おこしに取り組む住民グループの活動を取材

16:00
支局に戻り原稿を執筆

19:00
デスクに手直しされた原稿や翌日の朝刊紙面を確認

20:30
警察署に立ち寄って事件事故の発生がないか確認し、帰宅

一日の作業内容

取材対象が多岐にわたるため、スケジュールは日によって違います。取材相手の都合にもよりますが、基本的に日中は外で取材し、夕方ごろに支局に戻って原稿を書くという流れです。記事は長いものから短いものまで、平均すると1日に1~3本程度書いています。支局のある三好市に居住しています。