先輩の声Voice

※担当部署名は取材当時のものです

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徳島新聞社 社会・地方部 近藤 勇人

社会・地方部 近藤 勇人
徳島新聞社への志望動機、入社を決めた理由を教えて下さい。
生まれ育った徳島で働きたいと思い、どこの会社ならやりがいを持って働けるかを意識して就職活動をしていました。徳島に根付き、良い点と悪い点のどちらも伝える報道業界なら徳島の発展に貢献できるのではないかと思いました。国語の授業や読書が好きだったことから、活字を扱う仕事に興味を持ち、徳島新聞社を志望しました。
入社してから現在までのキャリアと仕事内容について教えて下さい。
社会・地方部で司法警察を担当しています。事故や火災が起きれば現場に向かって写真を撮り、周囲の人から情報を聞き込みます。事件が起きたときは警察署に行って詳細を取材します。裁判を傍聴し、記事を書くこともあります。そのほか、毎日警察署に行って何か変わった事がないか聞いて常に突発事案に備えています。
仕事をする上で大切にしていることを教えて下さい。
少しでも気になったことや、曖昧なことがあったらすかさず取材相手に聞くようにしています。記事を書くにあたって思わぬ事が重要になるかもしれませんし、そのとき記事に書かなくても次の取材のネタになるかもしれないからです。他にも、その取材1回きりの出会いではなく、また仕事で会うことがあるかもしれないと思いながら、丁寧な人付き合いを心がけています。
入社してからの最大の試練や失敗は?それをどのようにして乗り越えましたか?
山中での事故現場の写真を撮る必要があったとき、現場までの道を見つけられず撮影できませんでした。他社は素早く現場を押さえていたので、徳島新聞だけが写真を載せることができず、とても悔しい思いをしました。それ以降は、近隣の住民や消防局から詳しい場所や行き方を教えてもらうようにしています。
応募を考えている方にメッセージをお願いします!
就職活動をするにあたり、同僚や取引先との人間関係、やりがいなど、人それぞれ重要視する点があると思います。徳島新聞社では取材を通していろんな方との出会いがあり、人脈が広がり、大きなやりがいを感じられます。報道という職種もめったに経験できるものではなく、全国紙やテレビ局の記者と広く関わることで、新たな発見も多いのではないかと思います。徳島で働きたい方、貴重な経験をしたい方、たくさんの人と関わりたい方、ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか。あなたの入社を心待ちにしています。

1日のスケジュール

9:15
裁判所で開廷スケジュールチェック

9:30
出社、朝の警察署回り、取材等

12:00
昼休憩

13:00
取材等、昼の警察署回り、原稿作成

18:30
宿直交代まで待機、突発事案警戒

20:30
退社

一日の作業内容

事故や火災など、突発事案への対応が多いです。消防車が出動すると、現場へ向かいながら通報内容や概要を聞き、現場に着くと写真を撮って通報者や目撃者を探し聞き込みをします。ある程度情報が入れば警察署へ行き、詳細を把握して記事にします。
裁判の傍聴をするときは、被告人、検察、弁護人の言葉を細かくメモし、起訴状をノートに書き写して記事に必要な情報を集めます。
警察署回りでは、逮捕や事故が起きていないか確認しつつ、警察官と雑談をして関係を深めています。